こんにちは、沙織です。

テレビのドラマ化が決まった、テセウスの船をネタバレしていきます。
ドラマ化されるにはやはり理由があって、これまでに見たことがないストーリー展開で原作と同様に大ヒットが期待されるテセウスの船。
ある事件の真相を探ることによって過去にタイムスリップしてしまった主人公。
未来からやって来たという事は、当然過去の出来事は覚えている訳で、身に起こる危険を回避していたら未来そのものを変えてしまう事に!
読み進めていく内にいつの間にか物語に吸い込まれて、続きが気になってしょうがないという内容の今作。
そんな東元俊哉先生の人気漫画、テセウスの船をネタバレしていきます。
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テセウスの船 ネタバレ

テセウスの船の見どころをかいつまんでネタバレしていきます。
今作は主人公がタイムスリップするたびに登場人物のキャラが変わりますので、その辺も見どころの一つになります。
発端は殺人事件で父親が逮捕されることから
正義感の強かった父親(文吾)が殺人事件を犯して逮捕された事によって、加害者家族として生きていく事になった主人公の田村心(竹内涼真)。
被害者家族という事を隠すために母親の旧姓の田村を名乗りながら、母親と兄と姉の4人で目立たない様にして生きてきました。
一方、殺人罪で死刑判決を受けた父親の文吾は、刑が執行されるまでの間、拘置所で冤罪を晴らすために訴え続けます。
不遇の夫をよそに母親の和子は加害者家族だというのが周囲にバレるたびに、借金をして引っ越しを繰り返してきました。
そんな中で姉の鈴が12歳で兄の慎吾が6歳の時に、心はまだ母親のお腹の中にいました。
愛妻と幼い子供たちを残して、青酸カリでの無差別殺人事件の容疑者として逮捕されることになった父親の文吾。
日本の犯罪史上まれにみる凶悪犯罪で、心が物心つく年になっても未だにテレビのニュースで取り上げられる凶悪犯罪です。
結婚してささやかな幸せを掴んだ心…
大学在学中に教員免許を取得した心でしたが、教員とは別の道に進んで就職します。
色々と心に傷を持つ心でしたが、大学で知り合った妻となる由紀は、加害者家族に対する偏見や周囲の反対を気にせずに、心の誠実さに惹かれて結婚しました。
心の子供を身ごもった由紀でしたが、彼に父親の犯した犯罪と向き合ってほしくて、事件の事をノートにまとめている内に、文吾が冤罪の可能性がある事に気が付きます。
調べている内に、凄惨な無差別殺人事件が起こる前に、文吾の前で不思議な出来事が連続しておきていたことに気づく心と由紀。
そんな心は事件が起きた当時はまだ母親のお腹の中にいて、父親の事は母親を苦しめてきた悪い男というイメージしかありませんでした。
心の身に再び悲劇が…
加害者家族として生きる心の一番の理解者であった、妻の由紀。
しかし彼女は出産した直後に孫の命と引き換えに亡くなってしまいます。
娘の忘れ形見として生まれた孫を、由紀の両親は引き渡す様に求めてきますが、心は未来と名前を付けて、自分が育てていく決意をします。
そして未来の顔を見ながら、由紀が言った「お父さんを信じてあげて」という言葉を信じて事件の真相解明へと動いていきます。
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心がタイムスリップした当時のネタバレ

父親の冤罪を晴らすために、当時の事件現場である小学校にいく心でしたが、更地になっていました。
更地に立つ心でしたが、そんな彼は突然霧に包まれて、事件当時のまだ小学校が建っていた1989年にタイムスリップしてしまいました。
霧の中、自分が生まれる前の実家にたどり着く心。
そして彼が目にしたのは、実家の中で明るく笑う幸せそのものの、母親と姉と兄、そして初めて見る実の父である文吾の姿でした。
明るく優しそうな父親である文吾の姿を見ている内に冤罪である事を確信した心は、タイムスリップした事を利用して、父の事件を阻止する決意を固めるのでした。
事件が起こらない様に過去を変えていく心
自分の身に起きたタイムスリップを利用して、無差別殺人事件の前に起きる不可思議な事件を食い止めようとする心。
実家である佐野家に行くと、雪下ろし途中に屋根から転落した姉の鈴が倒れているのを発見しました。
そんな鈴を医者に運ぶ心。
その出来事で、家族から鈴の命の恩人として温かく迎えられる事になります。
タイムスリップ前は新聞配達員に助けられた鈴でしたが、心が助けた事によって過去が少しづつ変わり始めていきました。
止められなかった千夏の死
自分の身に起きたタイムスリップを逆手に取って三島医院の千夏の死を止めようとする心。
三島家の倉庫の中にあったパラコートを見つけた心は、千夏の手に渡る前に持ち去っていきます。
これで千夏が死ななくても済むと一安心する心でしたが、直後に千夏と父親が一緒にいるところを見つけて、やはり父親が怪しんじゃないだろうかという猜疑心が生まれてきます。
そんな矢先、パラコート中毒で倒れている千夏の第一発見者が父親である事を知って、ますます疑いが強くなる心。
しかし過去が変わった事によって、パラコートを持ち去った現場を新聞配達員に目撃されていた心は、逆に父親から疑われる羽目になってしまいます。
心の画策も虚しく亡くなってしまう千夏。
そうこうしている内に、今度は千夏の姉の明音が行方不明になってしまいます。
タイムスリップの事を父親に話す心
心に内緒で免許証を見た父親の文吾でしたが、時代が平成となっている事で驚きます。
時代が平成となっている事で問い詰められる心は、思いきってタイムスリップの事を話す決意を固めます。
そして文吾と話している内に、父親は犯人ではないという事を確信する様になっていきます。
文吾を潔白の父親と信じる様になった心は、自分が実の息子であるという事や、これから文吾の身に起こる事件の事を全て話します。
半信半疑で聞いていた文吾でしたが、なまじ疑う気にもなれず、心と協力して事件を防ぐために動き出します。
再びタイムスリップして変わる未来
再び心の周りを取り囲む深い霧によって、令和元年に戻って来た心。
タイムスリップによって過去の出来事を変えた事によって、戻ってきた本来の自分の世界にも変化が生じていました。
戻って来た令和元年の世界では、父親が事件で収監された後、それを苦にした母親が一家の無理心中を起こし、それによって母親と兄が亡くなって、姉の鈴と心だけが生き残っていました。
そして親無しとなった鈴と心は養護施設の『 しらぎくの杜 』で育つ事になります。
死んだはずの由紀が…
元の世界に戻って来た心は、由紀の実家を訪ねます。
しかしそこでは心は全く知らない人になっていて、しかも死んだはずの由紀は生きていて新聞記者として文吾の事件を調べていました。
事件の内容も青酸カリがオレンジジュースではなく、牛乳に混入された事になっていて、全てが少しづつ変化していきます。
何よりも驚いたのは、元の世界では亡くなってしまうはずの木村さつきも生きている事でした。
姿が変わってしまっていた姉の鈴
元の世界では会ったことのない父親でしたが、心は決意を固めて会いに行く事にします。
そして拘置所に行く心でしたが、そこで姉の鈴も面会に訪れていた事を知る事になります。
姉の鈴に会う事になる心でしたが、鈴は村田藍という名前に変えて、整形もして全くの別人に変わっていました。
別人に変貌を遂げていた鈴は妊娠5ヶ月で、夫の村田みきおは車椅子生活という障碍者でした。
身の回りで変わった事ばかりが起こり戸惑いを隠せない心でしたが、そんな矢先、新聞配達員の長谷川の妻が現れて、事件に協力してくれると言ってきます。
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テルセウスの船おドラマ版をネタバレ

竹内涼真が主役を務めるテルセウスの船。
父親が無実の罪で死刑判決を受けて、タイムスリップした事により、その冤罪を晴らすために立ち上がる!
奇妙な運命に翻弄されながら父親を思う息子と、息子を思う父親の親子の絆で涙する事間違いない、テルセウスの船。
ドラマ版の最終回をネタバレしていきます。
ドラマ版も佐々木紀子がキーマン
ドラマでも一番のキーマンと言ってもいい佐々木紀子。
彼女は病気で自分の命の先が短い事を知り、文吾の冤罪を証言してくれる覚悟を決めます。
そんな彼女は新聞配達員をしていた長谷川の婚約者で、ある日、夫である長谷川から務めていた工場内にある青酸カリを盗む様に頼まれました。
青酸カリを手に入れた長谷川は明音を監禁して、その後、手に入れた青酸カリで自らの命も絶ってしまいます。
未亡人になった紀子でしたが、彼女は夫の事件現場を訪れた時に刑事の金丸が崖から突き落とされるのを見ていました。
そして法廷でその件を証言してくれようとしていましたが、察知した木村さつきに刺殺されてしまうのでした。
第2のキーマン 加藤みきお
木村さつきが養子にした加藤みきお。
何を隠そうこの男が鈴の内縁の旦那である木村みきおなのです。
さらにこの加藤みきおこそが文吾の冤罪を取り巻くその他の事件の犯人なのです。
この加藤みきおは一癖ある男で、幼少期に両親がおらず、祖母と2人で暮らしていて、サイコパスの様な特殊な能力を持ち合わせていました。
そして転校先の学校で鈴と出会い、彼女の優しさに惚れて、鈴にのめり込んでいったのでした。
事件のきっかけは鈴を自分のものにしたいという自分勝手な欲望
鈴にぞっこんのみきおは、彼女との学校の帰り道でお互いの好きな人の話になります。
みきおの問いかけに、好きな人はいないけど、恋人にするなら父親の様な男がいいと打ち明ける彼女。
その鈴の言葉に嫉妬したみきおは、鈴の父親である文吾を陥れるために無差別殺人を犯して、その後に文吾の家に青酸カリを忍ばせるのです。
しかも木村さつきは飲まない様に、あえて牛乳に青酸カリを忍ばせて、自分も被害者を装うために少しだけ青酸カリを舐めるのでした。
さらにこの男のあざとさと言うか、どす黒い雰囲気を醸し出している訳は…
実は車椅子と言うのも嘘で、きちんと健常者の様に歩けるのでした。
木村さつきはみきおが歩けるのを知っていましたが、彼女もまたあえてそれを隠して、自らも受け入れているのでした。
こうして文吾に嫉妬したみきおは、ただ彼を陥れたいだけで様々な犯罪を犯していくのです。
タイムスリップでドッペルゲンガー現象!
心がタイムスリップした時に、驚くことに木村みきおもタイムスリップしていて、違う世界で存在していました。
自分がタイムスリップした事に気づいたみきおは、加藤信哉と名乗り、加藤みきおにこれから起こる様々な出来事を話してしまいます。
そして文吾が逮捕された事によって鈴も変わってしまいます。
みきおが好きになった清純で純粋な彼女ではなくなってしまったのです。
そして木村みきおは鈴をどのようにすればいいかを加藤みきおに考えさせるのでした。
漫画もドラマもラストはハッピーエンド

まぁ、当然の流れと言えばそうなりますが、漫画もドラマもラストはもの凄く感動のハッピーエンドで幕を閉じます。
村が閉鎖するのにあたって、タイムカプセルを掘り起こしにいく佐野家の人々。
タイムカプセルの中には、佐野家と田村家の家系図と結婚指輪などが入っていました。
身重の鈴が見つけた雑誌には、逮捕された加藤みきおが少年Aとしてデカデカと載っていました。
写真を見てみると、文吾をかばって死んでしまった心と末っ子の心が瓜二つです。
のちに、学校での同僚教師である岸田由紀にランチに誘われて、婚約する事になる心。
二人が結ばれた事によって体全体で喜びを表現する文吾。
全ての問題が解決されて、ハッピーエンドで物語は幕を閉じるのでした。
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